春季二紀展に出品しました

2024年03月27日 20:44

3月25日㈪〜3月31日㈰まで東京都美術館にて春季二紀展が開催中です。
私はF100号「龍に抱かれし水辺」を出品しています。ご高覧いただければ幸いです。

25日に表彰式と懇親会がありました。ちょうど埼玉の実家に息子2人が引っ越して来て、私も泊まって片付けなどの用事があるので、思い切って参加してきました。

新潟県には二紀会支部がないので本当に知り合いがいないのですが、たまたま同じテーブルを囲んでいた愛知二紀会の方たちとお話できて、近々そっち方面に旅行したいと思っていたので色々教えていただけて良かったです。

懇親会の前に会場を一周していたら、新人選抜大賞を受賞された山崎さんご本人が絵の前にいたので、おめでとうございますとお話させていただきました。
山崎さんの去年の作品が印象に残っていたので、会場で絵を見てすぐに去年の絵が思い出されました。
花々の可憐な優しさに満ちた作品です。私は花を描くのが苦手なので、花を素敵に描けるのはうらやましいです。

会場で自分の作品を見ると、他の絵と比べて欠点ばかり目に付いてガッカリしてしまうんですが、たまたま遠藤彰子先生とお会いできて、そんな話をしたら「そんな事ないですよ、よく頑張ってますよ」と言ってくださり有り難かったです。
どうしても画面の下の方が描き込みが密になるので、「疲れて帰ってきて絵を描くと座って描きたいからそうなるでしょ。絵を床に寝かせたら画面の上の方も楽に描けるよ」とアドバイスいただき、なるほど~と思いました。

他にも、もっと色の遊びがあってもいい。明るさ暗さのメリハリ、画面の手前から奥に向かっての木々の変化が欲しい、等々、さすが遠藤先生だなと。短い時間でもたくさんの気付きや次に繋がる言葉をいただけました。
遠藤先生に講評してもらいたい人がいつも順番待ちになるほど人気なのですが、誰に対しても的確でなおかつやさしく励ます言葉をくれるので、遠藤先生とお会いすると本当に元気をもらえます。

いつも二紀会は普通の風景画みたいな絵が少なくて、自分の絵は合ってないのでは?と思ったりするのですが、懇親会の会場でたまたま話しかけた森さんが、私と同じく写実的な風景の絵で、木々の描写が素晴らしいと前から思っていたので、お話できて良かったです。

絵を描くというのは孤独な作業ですが、時々こういう場所に行って想いを分かち合うのも大切だなと思いました。
皆さんありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)