授賞式に行きました

2023年06月11日 23:08

6月7日に女流画家協会展の授賞式と懇親会に出席してきました。

昨年の授賞式でご一緒したYさん、二紀会で知り合ったMさんと待ち合わせして、まずはMさんのご友人が最高賞を取られた全日肖展を拝見し、御本人から肖像画の制作についてお話を聴くことができました。
その作品はまるで画面の中にモデルの人が実在しているかのような素晴らしいものなのですが、制作に至るまでの準備やモデルの方に対する心遣い等々、同じ絵描きといっても私のようにそこらの景色を気楽に描いてるのとは別次元の世界です。
細かい内容は職業秘密になると思うのでここに書けませんが、緻密な作品を仕上げるための執念みたいなものを窺い知ることができました。
貴重なお話をお聴かせ頂きありがとうございました。

ところで自分の作品ですが、会場に展示されてるのを見て内心(もうちょっと上手く描けないものかいな)等と本人は思ったりしているのですが、いろんな方にお褒めの言葉を頂きありがたかったです。

そういうのは私だけではないらしく、私が他の方の絵を見て「本当にすごい!! 最高ですね!!」と言っても御本人は「いやいや、全然ダメですよ」などと仰ることがほとんどです。
もちろん、自分も自分の作品について完全に満足することなんてないし、そうやって進歩していくのが大切なんでしょうが、だからこそ人の作品を褒める時は全力で大絶賛したいなと。

だって私の目には本当に最高に見えてるんで。そんな謙虚なこと言ってないで自信持っていいですよ、と全霊を込めてお伝えしたいと思ってます。

今回、授賞式や懇親会で初めてお会いした方々とも、絵を描くという共通点だけでこんなに楽しく過ごせるんだなと(誰にでも図々しく話してますが、実は小心者です)。
皆さんの貴重なお話をお聴かせ頂き、楽しい時間を共有できたことに感謝申し上げます。

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