国立新美術館で10月16日(水)〜28日(月)まで開催中の第77回二紀展に準会員として出品しています。
私の作品は2階の22室です。ご高覧いただければ幸いです。
タイトル「龍谷」F120号、油彩。
新潟県長岡市から山古志方面に向かうと、蓬平温泉という旅館が数軒集まる地域があり、その先に高龍神社という神社があります。
参道がとても急な階段(一部エレベーターあり)で、登った先は山の中腹の小さなお社なのですが、近年は商売繁盛とか金運アップのパワースポットとして参拝の人も増えてきました。
以前お参りしたのが冬の時期で、参道にある谷川の崖に枯れた草がへばりついていたのが面白かったので写真を撮りました。
その時はそれを絵に描くつもりはなかったのですが、何か今までと違う題材を描きたいと思ってスマホの写真を眺めていて、描いてみたくなりました。
崖を描くというのがちょっと難しくて、絵としては出来のいいものではなかったなと会場で見て思いました。
まだまだ修業が足りないと実感しました。
次の作品に向けて、気持ちを新たに頑張りたいと思います。