私の居る所はいわゆる豪雪地帯なのですが、この冬は一回うっすらと雪が積もった程度で、まだ枯れ草の風景が楽しめます。
天気がよくて暖かいので、会社の昼休みに散歩したりもできます。
会社の敷地は棚田に隣接してるので、脚力の衰えを防ぐべく山に上って行くと、先に散歩に行った事務の女性陣が下りて来ました。
田んぼの横の水路にクレソンが生えてると言うので、皆で採りました。雪が溶けて暖かいからクレソンも春と勘違いしたんですかね。
ところでクレソンの事を事務のお姉様が「ナズナ」と呼ぶので、関東出身の私としては「ナズナ」っていったら「ペンペングサ」の事だと同僚に話したのですが、同僚はペンペングサを知らないと言うんです。
実際、こっちに住むようになってペンペングサを見たことがないので、生えてないんですよ。雪が降る所にはペンペングサは発生しないということなのか。
ペンペングサの遊び方について、「ちっちゃい葉っぱをちょっと引っ張って、茎からぶらぶらさせて、茎を手で挟んで回してペンペンさせる」と説明したら、「あ〜、でんでん太鼓みたいな感じ?」と理解してもらえました。
思わぬ所で関東と新潟の山奥の文化の違いを感じたりしました。